こんにちは!ハイレグです!
こんな名前ですが、超低出生体重児のパパです!笑
超低出生体重児とは、出生体重 1,000 グラム未満で生まれた赤ちゃんのことです
私のムスコは予定日よりも3か月早く、約700gで生まれて生後4か月まで入院していました
これから超低出生体重児・未熟児の育児がスタートするパパママは
- 家での育児は正期産児とどう違うの?
- 退院後1、2か月の通院の頻度ってどれくらいなの?
- 家での在宅酸素療法ってどんな感じなの?
など、退院後の育児についてイメージしにくいですよね?
情報も少ないですよね、、、私もムスコが退院する前にネットで探しましたが、少ないな~と思いました
この記事は
超低出生体重児の退院から生後6か月までの記録
をまとめます!
この記事で
- 超低出生体重児の自宅での育児がイメージできる
- これから超低出生体重児の育児が始まるパパママの不安を解消
- いま育児をがんばっているパパママとの情報共有のきっかけ
になればうれしいです!
※赤ちゃんの成長・発達には個人差がありますので、あくまで1例としてみていただけるとうれしいです
正期産児と違う2つのこと
まず、退院後の育児でムスコが正期産児と違かった2つのことを紹介します
- 在宅酸素療法
- 病院から処方された薬を毎日飲む
①在宅酸素療法
退院後の在宅酸素療法として
- 酸素濃縮装置
- パルスオキシメータ
を使ってます
ムスコは超低出生体重児として生まれたため、肺の発達が正期産児より遅れてます
これにより、体内の酸素濃度が低くなることがあるので、酸素濃縮装置のチューブを鼻に付けて、酸素濃度が低くならないようにします
パルスオキシメータとは、体内の酸素濃度と心拍数を測定する機械です
在宅酸素療法で大変なのが
酸素チューブ・パルスオキシメータの測定コードがあると、家の中でも動きにくい!
ということ
酸素チューブは常時、パルスオキシメータの測定コードはお風呂のとき以外は付けなければいけないです
これがあることによって、抱っこするとき・移動するときに気をつかわなければいけなのが、結構ストレスでした、、、
②病院から処方された薬を毎日飲む
退院後も毎日飲む2つの薬を処方されました
- 肺のための粉薬
- 1日2回(朝・夕)
粉薬をぬるめのお湯で溶いて、スプーンで飲ませる - 貧血を解消するためのシロップの薬
- 1日1回(昼)
少しトロっとしているオレンジ色のシロップ
むせないようにスポイトで少しづつ飲ませる
ミルクを飲みおわったあとに、薬を飲ませるようにしていました
これも大変だったのが
酸素のチューブ・パルスオキシメータ測定のコードがあるので1人が抱っこ、1人が薬をあげる、という2人がかり
だったこと!
ミルクをあげるのは1人でも大丈夫でしたが、薬をあげるのは1人では無理でした!
2人で協力することが本当に大切です!
生後5か月まで
生後5か月までの経過や通院についてまとめます
- 生後4か月1週
- 退院
- 生後4か月3週
- 身長:47.5cm
- 体重:3,350g
- 眼科の通院で未熟児網膜症の経過観察
→問題なし
毎月通院でみてもらう - 小児科の通院
→予防接種に合わせ、発達などもみてもらう - 予防接種
→ヒブ2回目
小児肺炎球菌2回目
B型肝炎2回目
4種混合2回目
- 生後5か月
- 体重:3,750g
- 保健師さんの訪問
→嫁に対して、育児やムスコの発達についての不安を聞いてくれた - 動くものを目で追いかけるようになる
体重は順調に増えていきました!
小児科の先生も驚いてました笑
眼科と小児科の通院もスタート
この時期の通院は月1回
眼科と小児科で担当の先生が違うので、私たちは同じ日ではなく別の日でみてもらう感じでした
※これは病院によって異なると思いますので、参考まで
初めて地域の保健師さんが家に訪問する機会もあり、
「育児の悩みはありますか?」
「赤ちゃんの様子で気になることありますか?」
など、優しくヒアリングしてくれました
退院後の1か月間は、3時間おきにムスコ泣く→ミルク・おむつ替えの繰り返し
育児スタートを実感してうれしかったですが、夜中3時間ごとに起きるのはやっぱり大変でした、、、
生後6か月まで
生後6か月までの経過や通院についてまとめます
- 生後5か月1週
- 身長:49.5cm
- 体重:4,065g
- 小児科の通院
→採血して貧血などの数値を確認 - ロタウィルス2回目の予防接種
- 生後5か月2週
- 保健師さんの訪問
→うつ伏せの練習方法を教えてもらう - 自分の指をしゃぶりはじめる
- 保健師さんの訪問
- 生後5か月3週
- 身長:53cm
- 体重:4,605g
- 眼科の通院で未熟児網膜症の経過観察
→問題なし
次回の通院は3か月後でOKになる - 小児科の通院
- 予防接種
→ヒブ3回目
小児肺炎球菌3回目
4種混合3回目
BCG - ベビージム購入
→揺れてるおもちゃは目で追いかける
この時期も眼科・小児科の通院です
ただ、眼科の経過観察が問題なかったので、次回の通院は3か月後になりました!
発達についても、小児科の先生・保健師さん共に「問題なさそうだね!」ということで、うつ伏せの練習をしはじめました
自分の指をしゃぶりはじめたり、これまでなかった発達も出てきました
最初は自分の指をうまく口に持っていけなかったり、かわいかったです笑
週に1、2回は朝まで寝てくれるようになり、夜泣き対応の疲れも少しだけとれてきました
ちなみに私は、この時期はリモートワークで日中は家にいることができていました
まとめ
約700gで生まれたムスコの生後6か月までの記録でした!
超低出生体重児の自宅での育児がイメージできる
これから超低出生体重児の育児が始まるパパママの不安を解消
いま育児をがんばっているパパママとの情報共有のきっかけ
になればうれしいです!
ムスコの1歳までの成長記録はこちらにまとめておりますので、気になるかたはぜひご覧ください!
コメント
はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私の息子も、710gで生まれました。なかなか同じ境遇の方が身近にいないため、育児が不安でしたが、ブログを読ませていただき、とても励みになりました。今年5月に息子はNICUを退院して、今は自宅で在宅酸素ありで育児をしております。
コメント頂き、ありがとうございます!また、ご出産の際にとても不安あったと思いますが、息子さんもNICUご退院なされたとのことで、おめでとうございます!
なかなか同じ境遇の方、いないですよね、、、
在宅酸素での育児は、夫である私にとっても結構大変でした。なにをするにも酸素のチューブがあるので、動くことも大変ですよね。
最近、成長記録のブログが出せてないですが、私のムスコはもうすぐ4歳になります。体のサイズは周りの子よりも少しだけ小さいかもですが(あんまりご飯をおなか一杯食べてくれないことも原因かもですが、、、)元気に幼稚園にも行ってます。
さえこさんのお子様も、すくすく成長されることを心よりお祈りしております。